哲也の事務所は破産の兆しを見せ始めた。 ――心配する妻の理沙に、哲也のSEとしてのスキルを評価する上杉先輩は転職を勧める。 ――翌日、転職のため上杉に呼び出された理沙は、睡眠障害に見舞われ煩わしい白昼夢に見舞われる。