来春には生徒たちの結婚を控え、担任も進路指導期間に入り、ゆりは仕事も私生活もますます忙しくなる。 ~大事な時に一人が気になる生徒が…~ 教え子の新(あらた)は、優里が赴任する前から成績が良かったと聞いていた。・クラスに入れず試験を心配するユーリだったが、アラタは心を開かず、「全部先生のせいだ」とつぶやいた ・しかし、ある夜、ユーリはアラタの心を理解し始めた。