52歳の「ほのか」さんは夫を病気で早くに亡くし、女手一つで一人息子の裕太を大切に育ててきた。・子育てが終わり落ち着いた頃、恋人の国夫を自宅に招き、裕太を紹介する。 - ユウタとクニオはすぐに相談し、一晩過ごすことにしました。 ――その夜、どこからともなく聞こえてくる煩わしい音に不快感を覚えた邦夫が振り返ると、音の中に母子がいて不安を感じていた。 - 愛欲に満ちた狂った親子の物語、身体を重ねる、それは愛の形。