姉の息子、正人くんが東京の大手予備校の夏期講習に通うため、2週間ほど我が家に滞在することになりました。・幼い頃は甘やかされて育ったマサトくんが立派な男に成長していく姿を見て、甥っ子としてではなく、一人の男性として魅力を感じました。 ――ある日、ひょんなことからマサトくんの唇と私の唇が触れてしまった。 ——「これはキスじゃなくて事故だ…」と自分に言い聞かせたが、久しぶりの唇の感触が忘れられなかった。