夫が病気になり、希美さんは家計を助けるために営業事務の仕事に就いた。 ――ようやく仕事にも慣れ、生活も安定してきた頃、大木監督から担当書籍に詐欺の疑いがあると告げられる。 ――仕事中に毎日狙われ、弄ばれ続ける王夢の罠に嵌った希。 - 彼女の内なる抵抗、彼女の体の必然的な敏感な反応に反して、彼女は彼の行動を受け入れました。 ——その頃、彼女に稀に好意を寄せる若手社員・鈴木は、堺の事故を予感していた……。